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CONVERSATION
A NEW
HOPE:
IMaGINING
A MUSEUM
FOR tHE
NEXt
GENERAtION
新たなる希望
――次世代の美術館を想像する
11月5日(木)17:00–18:30(16:30開場)
無料、事前申込制
東京都現代美術館 講堂/江東区三好4-1-1
1929年にニューヨーク近代美術館が設立された当時、同時代の芸術のための美術館がそもそも必要なのかをめぐって、真剣な議論が交わされていました。前衛芸術家たちのなかには、美術館という存在そのものが、「新しい時代のための新しい芸術」という彼らの急進的な理念に反する存在だと考える者もいました。また別の人々は、美術館を、現代美術作品が歴史的評価を獲得し、より権威あるコレクションへ収蔵されるまでの通過点にすぎないと捉えていました。
それからほぼ1世紀が経った現在、近現代美術館は世界各地に設立され、その多くが、作品の収集や展覧会の企画に加えて、新作委嘱(コミッション)、ラーニング・プログラム、市民との協働にも取り組んでいます。しかしその一方で、この美術館モデルは、経済的な不確実性、技術の急激な変化、社会の分断、人口構成の変化、さらには歴史をどう語り、理解するかという考え方の変化によってもたらされた、存続にあたっての新たな課題に直面しています。美術館が時代に応じて変化し、さらには自らのあり方を見直していくことをますます求められるなか、いまこそ次の問いを投げかけるのにふさわしい時期ではないでしょうか。次世代の近現代美術館は、どのような姿をしているのか、と。
今年のAWT TALKS「ディレクターズ・カンバセーション」では、東京都現代美術館の事業企画課長/学芸員、飯田志保子をモデレーターに迎え、主に三つの問いからこのテーマを考えます。美術館は、新しい世代の来館者やコミュニティとどのように関わり、関係を築いているのか。次世代のアートの担い手を育むために、どのような取り組みを行っているのか。そして、美術館が次の100年、さらにその先も発展していくことを可能にするためには、組織や運営のあり方にどのような革新が必要なのか。
このカンバセーションでは、美術館の未来を悲観して議論を終わらせるのではなく、こうした未来志向の探究を通して、近現代美術館の優れた実践にすでに備わっている遊び心に根ざした実験精神、自らを問い直す姿勢、そして想像力を引き出すことを目指します。同時に、現在進行形で形づくられつつある新たな実践にも目を向けます。
この問いを議論するにあたり、地理的にも組織的にも異なる背景を持つ美術館のリーダーたちが参加します。メアリー・セルティはミネアポリスのウォーカー・アート・センターのエグゼクティブ・ディレクター。ドリュン・チョンは、2021年に開館した香港のM+で芸術監督兼チーフ・キュレーターを務め、同館の建設とコンセプト形成に深く関わってきました。アンドレア・リッソーニは、ミュンヘンのハウス・デア・クンストの芸術監督として、領域横断的な実験をプログラムの中心に据えています。
登壇者
メアリー・セルティ
MARY CERUTI
ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス)エグゼクティブ・ディレクター
Courtesy Walker Art Center
ドリアン・チョン
DORYUN CHONG
M+(香港)芸術監督兼チーフ・キュレーター
Photo by Dan Leung.
Courtesy M+, Hong Kong.
アンドレア・リッソーニ
ANDREA LISSONI
ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)芸術監督
Photo by Andrea Rossetti
モデレーター
飯田志保子
SHIHOKO IIDA
東京都現代美術館 事業企画課長
Photo by ToLoLo Studio
VISIT
開催概要
東京都現代美術館
- 清澄白河
11月5日(木)
17:00–18:30(16:30開場)
無料、事前申込制
- 定員
- 190名
- 言語
- 英語・日本語(同時通訳あり)
- 主催
- アートウィーク東京、東京都現代美術館