VENUES

アーティゾン美術館
京橋
1952年開館のブリヂストン美術館を前身とし、2020年1月、京橋に新しい美術館として開館。「ARTIZON」(アーティゾン)とは、「ART」と「HORIZON(地平)」を組み合わせた造語で、時代を切り拓くアートの地平を感じてほしいという意思を込めている。「創造の体感」をコンセプトに、印象派や日本の近代洋画に加え、新たに戦後の抽象画や日本の近世美術も強化するなど、「石橋財団コレクション」の幅と厚みの拡大を行い、古代から現代にわたる展覧会を開催。
アーティゾン美術館
中央区京橋1-7-2
050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会情報
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌
M式「海の幸」— 森村泰昌 ワタシガタリの神話
開催期間 2021年10月2日 – 2022年1月10日
石橋財団コレクションと現代美術家の共演「ジャム・セッション」シリーズの第2回目として森村泰昌の個展を開催。「自画像的作品」をテーマに制作してきた森村は、石橋財団が所蔵する青木繁《自画像》、《海の幸》に着想を得た作品を制作するなど、以前から同財団の青木作品に想いを抱いてきたという。本展では、改めて《海の幸》と向き合い、同作が制作された明治期以降の日本の文化、政治、思想などの変遷史を形象化し、青木への想いを新たな作品へと昇華させる。青木作品約10点、50点以上の新作を含む森村作品約60点で構成。
森村泰昌《自画像/青春(Aoki)》2016/2021