VENUES

Photo by Kenji Morita
無人島プロダクション
錦糸町
2006年高円寺で開廊。清澄白河を経て、2019年に現在の墨田区江東橋に移転。現代社会や歴史に対しての鋭い観察と考察を、表現を通して可視化する作家たちのマネジメントを行う。また、作品のコンセプトに応じてギャラリー外での展覧会企画も多数行う。取り扱い作家は八木良太、Chim↑Pom、風間サチコ、加藤翼、小泉明郎ら1組と10名。
無人島プロダクション
墨田区江東橋5-10-5
03-6458-8225
展覧会情報
風間サチコ
ディスリンピアン2021
開催期間 10月30日 – 11月20日
風間が2018年に発表した幅6mを超える巨大木版画作品《ディスリンピック2680》から派生した展覧会を開催。メイン作品となる《ディスリンピアン九軍神》では、国の威信をかけ鍛え上げられた9名のアスリートたちを描き、「金」ではなく銀箔に見立てられたアルミに描かれた彼ら/彼女らそれぞれに社会背景やドラマが設定されている。コロナ感染者数の爆発的急増と比例するかのように連日メダルラッシュが報道されたTOKYO2020の後に残されたものは何か。9人の英雄のポートレートを通して振り返る。
風間サチコ《人間富嶽》2017
Courtesy of Fuchu Art Museum, photo by Mineo Sakata