東京国立近代美術館
竹橋
千代田区北の丸公園3-1
Tel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)
皇居のほど近くに建つ、日本で最初の国立美術館。近現代の多彩な企画展に加え、1万3,000点を超える国内最大級のコレクションでは、横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む明治から現代までの幅広いジャンルにわたる日本美術の名作、海外作品に触れられる。日本が急速な近代化を成し遂げた激動の時代に日本の伝統的な美意識と西洋美術という異文化の間で模索した芸術家たちの歩みを通覧できる。会期ごとに選りすぐりの約200点を展示する所蔵作品展「MOMATコレクション」では、100年を超える日本美術の歴史を概観できる。

展覧会
大竹伸朗展
2022年11月1日–2023年2月5日
絵画、版画、素描、彫刻、インスタレーション、デザイン、映像、絵本、音楽、エッセイなど、ありとあらゆる表現方法に猛烈な創作意欲で挑み、ドクメンタ(2012)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2013)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(2018)など国際的な活躍を続ける大竹伸朗の個展。東京都現代美術館における大回顧展「全景1955-2006」(2006)以来の東京での回顧展となる今展では、大竹の足跡を7つのテーマに分けて紹介。出品点数は約500点。
大竹伸朗《残景 0》2022年
Courtesy of TAKE NINAGAWA, Tokyo, photo by Kei Okano