東京画廊+BTAP
銀座
中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル 7F
Tel. 03-3571-1808
2020年に70周年を迎えた日本最初の現代美術画廊。ルチオ・フォンタナ、イヴ・クライン、ジャクソン・ポロック、フリーデンスライヒ・フンデルトワッサーなど、欧米の現代美術作家をいち早く日本に紹介。さらに高松次郎、白髪一雄、岡本太郎など、日本の現代アートを牽引する作家を取り上げてきた。02年には北京・大山子地区にBTAP(ビータップ)をオープンし、東京と北京を拠点に日中韓を中心としたアジアの現代美術、幅広い世代・地域のアーティストを世界に発信している。

Courtesy of Tokyo Gallery+BTAP, photo by Kei Okano
展覧会
近藤高弘展
10月8日–11月12日
1958年京都府出身の近藤高弘は、染付の伝統を現代に伝える京都の陶芸一家に生まれた。祖父は磁器染付の最高峰と称された人間国宝の近藤悠三である。活動初期は近藤家の伝統的な染付作品を制作していたが、90年代から新たな造形表現を模索。その後、万物が生まれ出る根源である火、水、風、土、という「四大元素」の思想に基づき「土を媒介とし、火から水を創造する」というコンセプトで、銀滴彩と名付けた陶に金属を粒状に結晶化させたオリジナル技法(特許取得)によるミストシリーズを展開してきた。今展では、銀滴彩や新作のミストシリーズを展示する予定。作品集『近藤高弘 KONDO TAKAHIRO VESSEL BODY·VOID』もギャラリーで販売する。
近藤高弘「結露」展示風景 2022年
Courtesy of Tokyo Gallery+BTAP, photo by Kei Okano