MEM
恵比寿
渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F
Tel. 03-6459-3205
MEM(Multiply Encoded Messages) は、1997年大阪・四天王寺で設立。2010年に東京・恵比寿のナディッフアパートに移転、現在に至る。80年代に台頭した関西の代表的作家の紹介を中心に出発し、現代美術の紹介を続けている。石原友明、児玉靖枝、北山善夫、松井智惠、三島喜美代、森村泰昌など関西で長い実績がある作家から須藤絢乃、谷原菜摘子ら10年代に登場した作家までを紹介。また写真作品の紹介に力を入れ、北野謙、大森克己、元田敬三、シャルル・フレジェやアントワン・ダガタなど国内外で活躍する現代写真家の紹介に加え、日本近代写真史上重要な前衛写真運動を紹介するプログラムも充実させている。

展覧会
モノとコトとことばをめぐって-8つの視点
11月2日–11月27日
日本語での思考をかたちづくる重要な概念と言われる「もの」と「こと」。この2つを結びつけるのが文字とことばだが、グループ展「ミッション・インビジブル」では、意味から逸脱し、文字のフォルムに注目した試み、言葉を作品に重ねる試み、漢字の形象と意味をずらす試みなど、イメージと文字、ことばの関連性をテーマにした作品を紹介する。出品作家は石原友明、大西茂、大森克己、折笠良、児玉靖枝、中里斉、三島喜美代、ミッション・インビジブル。
中里斉《Teramo Diptych, Drawing A, left side》1985年