KANA KAWANISHI GALLERY
清澄白河
江東区白河4-7-6
Tel. 03-5843-9128
あらゆる現象学的メディウムを用い、普遍的なモチーフに新たな解釈を提示する作品を扱う。取り扱い作家は、若手日本人作家から、国際芸術祭で活躍する海外作家まで幅広い。2014年にアートオフィスを設立、15年よりギャラリーを開廊。17年春に清澄白河に移転(内装/外装は永山祐子建築設計)。18年春、写真専門のサテライトギャラリーとしてKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYを東京・西麻布に移転オープンした。国内外のアートフェアに積極的に参加しながら、2つのギャラリースペースで展覧会を定期開催。
展覧会
安瀬英雄個展
Photogenic Drawing
Photogenic Drawing
11月3日–12月3日
代表作が大英博物館(英国)に収蔵されるなど、写真を用いたコンセプチュアルな作風で国内外で高い評価を受ける安瀬英雄。今展では、現代における写真を独自の解釈で表現する「RGB」シリーズの新作として「フィンセント・ファン・ゴッホの自画像」を参照した16点を中心に構成。
カロタイプ写真の発明者であるタルボットが、自身の技術をフォトグラフでなく「光で絵を描く」という意味で「photogenic drawing」と呼んでいた事実に着想を得た同シリーズは、ネット上で入手した有名絵画のダウンロード画像を、オリジナルと同寸法のキャンバス地にヒストグラムを描いて制作したもの。そのアプローチは「現代の写真とは何か?」と問いかけている。
カロタイプ写真の発明者であるタルボットが、自身の技術をフォトグラフでなく「光で絵を描く」という意味で「photogenic drawing」と呼んでいた事実に着想を得た同シリーズは、ネット上で入手した有名絵画のダウンロード画像を、オリジナルと同寸法のキャンバス地にヒストグラムを描いて制作したもの。そのアプローチは「現代の写真とは何か?」と問いかけている。