美術館・ギャラリー

銀座メゾンエルメス フォーラム

展覧会

エコロジー:循環をめぐるダイアローグ
ダイアローグ1:「新たな生」崔在銀

崔在銀《White Death》2023年
Photo by Yasushi Ichikawa.

アートにおけるエコロジーの実践を問うべく、エコロジーの概念を広義の「循環するエネルギーの有り様」としてとらえ、紹介するプロジェクト。個展とグループ展(2024年2月開催)の二部形式で構成される本展は、森美術館開館20周年記念展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」の関連企画でもある。
今回開催する「ダイアローグ1『新たな生』」では、80年代より一貫して環境や自然との対話を継続してきた崔在銀の40年間にわたる実践を個展形式で振り返る。新作と旧作を織り交ぜ、静かに迫る緊急事態への警告と静かな詩情、生に潜在する暴力と美の振れ幅のなかで、自然との理想的な共存関係を探り、希望を探求する。

会場

銀座メゾンエルメス フォーラム

  • C7
  • 銀座

中央区銀座5-4-1 銀座メゾンエルメス 8・9F

03-3569-3300

訪れる人々を迎える「メゾン(家)」というコンセプトで2001年に竣工。ランタンの灯りを思わせるガラスブロックを使った設計は 、建築家レンゾ・ピアノによるもの。8、9階にはエルメス財団の運営するアート・ギャラリー「フォーラム」を設置し、現代を生きるアーティストたちの創造や対話を、毎年3、4本の展覧会を通じて紹介している。自然光が注ぎ込む特徴的な展示空間はアーティストたちのインスピレーションの源となり、実験的な展覧会を生み出している。

© Nacása & Partners, Inc., courtesy Hermès Japon.