ミヅマアートギャラリー
展覧会
天野喜孝
青天
アニメのキャラクターデザインや挿画、ビデオゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザインで知られる天野喜孝。活動の中心をファインアートに移して以降は、世界各地の美術館やギャラリーで展覧会を数多く開催。作品の制作過程や素顔に迫る初のドキュメンタリー映画(2024年以降公開予定)の撮影が発表されるなど、いっそうの注目が集まっている。
「青天」と題された本展は、青を基調とした油彩やアクリル、釉薬、箔などの素材で表現された多様な作品によって構成。海や空などの自然、沈静、平和、知性、高貴、若さなど広範に及ぶイメージを連想させる青。天野の独自な感覚による豊かな青の表現を見ることができる。
会場
ミヅマアートギャラリー
- A2
- 飯田橋
新宿区市谷田町3-13 神楽ビル 2F
03-3268-2500
エグゼクティブディレクターの三潴末雄により、1994年に東京にて開廊。時代ごとのスタイルに捉われない独自の感性を持った日本およびアジアの作家を中心に、国際的なアートシーンに紹介している。アジアにおけるコンテンポラリーアートマーケットの発展と拡大化に伴い、2008年に北京、12年にシンガポールのギルマンバラックスにMizuma Galleryを開廊。14年にはインドネシアのジョグジャカルタに日本のアーティストと現地アーティストたちの交流の場としてレジデンススペース「ルマ・キジャン・ミヅマ」を開設。アートバーゼル香港やアーモリーショーなどの国際的なアートフェアにも積極的に参加し、国際的に活躍する作家を多数輩出している。