美術館・ギャラリー

PGI

展覧会

竹之内祐幸
Warp and Woof

竹之内祐幸 2022年
© Hiroyuki Takenouchi, courtesy PGI.

PGIでのグループ展で「Liberty City」シリーズを発表して以来、「鴉」P.G.I(2015)、「第四の壁」PGI(2017)、「距離と深さ」Studio Staff Only / PGI(2020)と継続的に作品を発表してきた竹之内祐幸の新作を展示。都市の風景、花や草木などの自然、身の回りの何気ない日常、親しい友人たちなどを被写体とし、暗黙裡に共有されているルールに隠された物事の奥に潜む本質をあらわにしようとしてきた竹之内。彼は孤独との対峙や社会との距離の認識といった、個人が身に付けている見落とされがちな身振りを作品において浮かび上がらせ、多様性や同一性とは何かを問いかける。

会場

PGI

  • D6
  • 麻布十番

港区東麻布2-3-4 TKBビル 3F

03-5114-7935

1979年、写真専門ギャラリーの先駆けとして虎ノ門にフォト・ギャラリー・インターナショナルを開廊。2015年に東麻布へ移転し、ギャラリー名をPGIに変更した。アンセル・アダムス、エドワード・ウェストン、ハリー・キャラハン、エメット・ゴーウィンなど海外作家の作品を紹介。また日本からは、石元泰博、川田喜久治、奈良原一高、細江英公といった戦後日本を代表する巨匠や、三好耕三、今道子、伊藤義彦ら気鋭の写真家をキャリア初期から取り上げつつ、佐藤信太郎、新井卓、清水裕貴、平本成海など新進作家の紹介にも力を入れる。

竹之内祐幸「距離と深さ」展示風景 2020年
©︎ Hiroyuki Takenouchi.