小山登美夫ギャラリー
展覧会
南谷理加
南谷理加の個展を開催。大小様々なキャンバスに油彩で描かれるペインティングには、日常の中で目にするモノや風景、動物、人物といったモチーフが、躍動感のある筆致とダイナミックな画面構成で瑞々しく描かれている。独特のユーモアを湛えたイメージは、世界の印象を焼き付けたスナップショットのようだが、「人物は色や形の入れ物にしか過ぎません」と南谷が言うように、それは絵画に描かれる空間を構成する、色彩や形態、輪郭の内と外といった、視覚的要素の実験でもある。
会場
小山登美夫ギャラリー
- G2
- 六本木
港区六本木6-5-24 complex665 2F
03-6434-7225
1996年、江東区佐賀町に開廊。2016年より六本木に拠点を移し、22年、天王洲にもスペースをオープン。開廊当初から海外アートフェアへ積極的に参加し、日本の同世代のアーティストを国内外に発信。日本における現代アートの基盤となる潮流を創出する。現在は菅木志雄、杉戸洋、蜷川実花、リチャード・タトルなどのアーティストに加え、陶芸のアーティストも紹介。国境やジャンルにとらわれず、巨匠から新たな才能まで幅広い作品を紹介し、独自の視点で現代アートマーケットのさらなる充実と拡大を目指している。