ワタリウム美術館
展覧会
トルコ共和国建国100周年記念
山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ
1890年、24歳の若さでオスマン帝国に渡り、トルコと日本の文化を結んだ山田寅次郎。彼は当時のオスマン帝国皇帝に謁見し、皇帝のアートディレクターとしてトプカプ宮殿内の東洋美術の分類を担当。またオスマン帝国の文化・生活様式を伝える『土耳古畫觀』の執筆や、トルコを訪問した建築家・伊東忠太やジャーナリスト・徳富蘇峰らのサポートをするなど、文化的な活動も精力的に行なった。本展では、そんな寅次郎の活動をさまざまなテーマから紹介する。
会場
ワタリウム美術館
- F7
- 外苑前
渋谷区神宮前3-7-6
03-3402-3001
1990年9月に開館。「態度が形になるとき」を企画したハラルド・ゼーマンをはじめ、ヤン・フート、ジャン=ユベール・マルタンといった国際的なキュレーターを日本に招き、数々の展覧会を行ってきた。現在は年間3、4本の企画展を開催し、現代美術、日本文化思想、建築など多岐にわたるテーマを扱っている。また、展覧会をより深く理解してもらうための様々なイベントを開催しているのも大きな特徴。設計はスイス人建築家のマリオ・ボッタが担当した。