シャネル・ネクサス・ホール
展覧会
展覧会
小林椋、丹羽海子、ビアンカ・ボンディ
「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」
シャネル・ネクサス・ホールは20周年となる本年、UCCA現代アートセンター(北京)のディレクターであるフィリップ・ティナリをアドバイザリーに迎え、異文化交流、および対話と芸術的コラボレーションのためのプラットフォームを目指してきた。この1年の締めくくりとして、長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学名誉教授)が次世代キュレーターを育成する「長谷川Lab」のフェローが注目するアーティストの展覧会シリーズを開催する。
3名のアーティストは、植物や道具など見慣れたものを魔術のように変容させ、そこに独自の生命と物語を与える。ボンディが作り出す神秘的なタペストリーは、苔やクリスタルなどミクロな生命の生成に形をあたえ、小林は身近なオブジェクトを活気に満ちた踊る存在として組み直し、丹羽の妖精のような可憐なオブジェは彼女の個人的なストーリー、テキストと絡まって、エコフェミニズムを語る。
キュレーションは佳山哲巳とライヤン・フィン、長谷川はアーティスティックディレクションを担当する。
会場
会場
シャネル・ネクサス・ホール
- B10
- 銀座
2004年12月、シャネル銀座ビルディングのオープンとともに活動をスタート。芸術を愛し、支援したガブリエル・シャネルの精神を受け継ぎ、コンサートとエキシビションを2つの柱にユニークな企画を開催する。エキシビションは写真、絵画や彫刻、インスタレーション、映像など、さまざまなアート展を実施。施設名に冠した「結びつき(nexus)」の言葉通り、アーティストにチャレンジと発表の機会を提供しつつ、今まで誰の目にも触れられていない作品を紹介するなど、この場所ならではの出合いがもたらす企画を行う。メゾンの創造性という価値への取り組みの一環として、異文化交流を含む、対話と芸術的コラボレーションのための重要なプラットフォームとして機能していくことを目指している。