ファーガス・マカフリー

展覧会
展覧会

白髪一雄・金山明2人展|Plus/Minus

白髪一雄《地妖星模着天》1960年

金山くんはわりと僕の言うことに耳を貸してくれて、「君は君でな、なんか冷たい抽象が好きらしいから、極端にそれやっていったらどうや」と。「僕は熱い抽象が好きやから、熱い抽象の方へ極端に行こう」って二人で約束して、「お前はこっち、わしはこっちや」というような感じでね。それで「プラス・マイナス」っていう理論を僕が勝手に作ってね。
——白髪一雄

金山明(1924-2006)の革新的なロボット絵画と白髪一雄(1924-2008)の足を使った絵画を展示し、両具体作家の生誕100周年を祝う特別展を開催する。同展では、「誰もやらないことをやれ!」という具体美術のマントラを体現した、金山と白髪の非常に独創的かつ革新的な絵画手法に焦点を当てる。

会場
会場

ファーガス・マカフリー

  • D2
  • 表参道

港区北青山3-5-9

03-6447-2660

ファーガス・マカフリーは2006年の設立以来、アメリカ、日本、ヨーロッパの戦後および現代美術を世界に向け紹介。10年以上にわたり24名以上の作家、エステイトとともに幅広いプログラムを展開してきた。日本戦後美術、気鋭のヨーロッパ美術の国際的な評価を確立する上で中心的な役割を担う。ニューヨーク、東京、サン・バルテルミー島にギャラリースペースを持つ。東京のギャラリーは18年3月のロバート・ライマン展でオープンし、20年以降はジャスパー・ジョーンズ、リチャード・セラ、久保田成子、白髪一雄、田中泯、キャロリー・シュニーマン、マシュー・バーニーらによる展覧会を開催している。