フイギユア

展覧会
展覧会

Pigs and Fishes Surround You

岡田理《Inside my glass doors (a hill)》2022年  

陶を素材とする立体作品を手掛ける岡田理(おかだ・しずか)の個展。岡田によるセラミック作品は、焼成など特定のプロセスを経て制作される陶の性質上、それぞれが具体性を伴いながらも、そぞろ歩くようにナラティブがつくり上げられ、抽象・具象の単純な二項対立では捉えきれないイメージの数々を提示する。フイギユアでは2018年の「細くて長い私の笛/Slender and long my whistle」以来2度目の個展となる本展は、セラミックの新作群で構成され、作家の新たな一面を提示するものとなる。岡田は1987年群馬県生まれ。2010年に武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科の陶磁器専攻を卒業後、ドイツ、フランクフルトの国立造形美術大学シュテーデルシューレに在籍。日本とドイツを中心に作品を発表してきた。

会場
会場

フイギユア

  • A5
  • 大塚

豊島区北大塚3-27-6 2F

090-7882-4546

2017年に北大塚にオープンしたアーティストランスペースおよびプロジェクト。国内外の幅広いアーティストの展覧会などを北大塚のスペースで企画開催するほか、アーティストブックなどの製作と出版も行う。これまでの主な展覧会に、デヴィッド・オストロフスキー「空っぽの水(反ドローイング)」(2023年)、XYZcollectiveとの共同企画による丹羽海子 「靴の中の暮らし(幻影コオロギ)」(2023年)、「Drawing Fever I: Narrative, on-going 」(2022年)、岡田理、Galerie Max Mayerとの共同企画によるニコラス・グァニーニ「Interference」(2022、2021年)、Fitzpatrick Gallery、The Performance Agencyとの共催によるハナ・ワインバーガー「wedidntwanttoleave.live」(2020年)、COBRA「THE MUSEUM」(2019年)、岡田理「Slender and Long My Whistle」(2018年)など。

岡田理、ニコラス・グァニーニ「温泉大作戦」展示風景 2021年
Courtesy the artists, Galerie Max Mayer, and Fig.