銀座メゾンエルメス フォーラム
展覧会
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内藤礼 生まれておいで 生きておいで
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに活動する内藤の個展。作家は光や影、水や大気のうつろいがもたらす生と死のあわいにある、日々見過ごしがちなささやかな事物や情景、知覚しがたい密やかな現象に「根源的な生の光景」を見出し、私たちの中に結び付けることで深い体験をもたらす。本展は東京国立博物館での同名展(9月中旬まで開催)と共に、ひとつの大きな円環を描くように構想された。縄文時代の収蔵品と内藤の作品が共鳴する博物館展とつながるかたちで、銀座メゾンエルメスフォーラムでは連作絵画《color beginning/breath》や立体作品を、ガラスブロックを通じた現代都市の光に満ちる空間で体験。時空を超えたつながりや協和を浮かび上がらせる。
会場
会場
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銀座メゾンエルメス フォーラム
- B11
- 銀座
訪れる人々を迎える「メゾン(家)」というコンセプトで2001年に竣工。ランタンの灯りを思わせるガラスブロックを使った設計は 、建築家レンゾ・ピアノによるもの。8、9階にはエルメス財団の運営するアート・ギャラリー「フォーラム」を設置し、現代を生きるアーティストたちの創造や対話を、毎年3、4本の展覧会を通じて紹介している。自然光が注ぎ込む特徴的な展示空間はアーティストたちのインスピレーションの源となり、実験的な展覧会を生み出している。