EXHIBITIONS
エキシビジョン
時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010

同館のアジア地域におけるパートナー美術館である、香港のM+(エムプラス)との初の協働企画展。昭和が終わり、平成の始まった1989年から2010年までの約20年において、日本でどのような美術が生まれ、日本からどのような表現が発信されたのか。この変化に富んだ時代を、国内外の50を超えるアーティストの実践を通じて検証する。それは「一国の現代美術史」という括りを超え、国際的な文化交流が形作る多様なネットワークの集積としての現代美術の姿を提示する。
また、同時期には「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」も開催される。
国立新美術館
- D-4
- 六本木

2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館。以来、国内最大級の展示スペースを活かした多彩な展覧会の開催や、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、様々な教育普及プログラムの実施を通して、人々が多様な芸術表現を体験し、学び、互いの価値観を認め合うことのできるアートセンターとして活動している。「森の中の美術館」をコンセプトに黒川紀章らによって設計された建物は、波のようにうねるガラスカーテンウォールが美しい曲線を描き、円錐形の正面入口と共に個性的な外観をつくり出している。吹き抜けの1階ロビーからは四季折々の眺めを楽しむことができ、レストランやカフェ、ミュージアムショップなどの付属施設も充実。