ケンナカハシ

展覧会
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原田裕規

原田裕規《ホーム・ポート》2023/2024年 インクジェットプリント©Yuki Harada

原田裕規は、とるにたらない視覚文化をモチーフに、テクノロジーやパフォーマンスを用いて作品を制作してきた。今展では、原田にとって初めての取り組みとなる平面作品のシリーズ「ドリームスケープ」が発表される。同シリーズは、2020年頃より世界的に流行しているデジタル風景表現の潮流「ドリームスケープ」に着想を得たもの。非現実的な静寂感、安心感、無菌室感などに象徴されるドリームスケープの表現を、原田は「現代の世界情勢や地球環境を反映した風景画」であるとしている。こうした視点に立ってつくられた原田のドリームスケープ・シリーズより、本展ではハワイ・マウイ島のラハイナが題材になった《ホーム・ポート》と、原田の出身地・岩国の山々が描かれた新作の《残照》が発表される。

会場
会場

ケンナカハシ

  • D4
  • 新宿

新宿区新宿3-1-32 新宿ビル2号館 5F

03-4405-9552

2014年設立。社会におけるアートと人との関係や対話について、新たな理解を追求するための人間的探求を行い、拡大する集合的歴史の文脈において、現在のグローバル社会の様々な問題に注目し実践を続けている。主な展覧会に原田裕規「Waiting for」(2022年)、「イミ・クネーベル、エリック・スワーズ」(2022年)、佐藤雅晴「死神先生」(2019年)、森栄喜「Letter to My Son」(2018年)など。

「イミ・クネーベル、エリック・スワーズ」展示風景 2022年
Photo by Yuya Saito. © Imi Knoebel, © Erik Swars, courtesy Galerie Jochen Hempel, Ken Nakahashi.