コタロウヌカガ

展覧会
展覧会

コア・ポア、レンベル・ヤワルカーニ(二人展)

レンベル・ヤワルカーニ《Conquest of the Rainbow Woman》2024年

コア・ポアは1987年英国エクセター生まれ。イランにルーツを持つ彼の「カーペット・ペインティング」は、ペルシャ絨毯をモチーフに、日本の浮世絵、西洋の抽象画など多様な要素を取り入れ、文化的交流とアイデンティティの探求をテーマとする。これは自身のルーツや、さまざまな国で暮らした経験が反映されているという。2015年と2017年にForbes誌の「30 Under 30」リストに選出されるなど注目を集め、現在はロサンゼルスを拠点とする。

レンベル・ヤワルカーニは1985年生まれ、ペルーのアーティスト、作家、キュレーター、活動家。ウイトト族に属し、その神話と西洋美術の伝統および技法を融合させた作品を制作する。彼の絵画はウイトト族の思考、物語、日常生活を鮮やかな色彩と繊細な線で表現し、アマゾンの動植物、精霊、人間などが分子レベルでつながる様子を描いている。2024年のヴェネツィア・ビエンナーレにも出展。

会場
会場

コタロウヌカガ

  • E2
  • E4
  • 六本木

港区六本木6-6-9 ピラミデビル 2F

03-6721-1180

2018年に新たな現代アートの中心地として注目される天王洲のTERRADA Art Complexにギャラリーをオープン。21年には異文化が交差し多様な情報が発信される六本木に2つ目のスペースを設けた。国内外の先鋭的なアーティストと共に独自性の高いギャラリープログラムを展開。国内外の美術機関やコレクターなど、アートのエコシステムを構成する各コンポーネントと連動し、積極的にアーティストの活動を支援しつつ、既存の枠組みを超えた試みやプロジェクトを推進している。アートと社会の曖昧な関係性の中で、アートを成立させる歴史的、文化的、科学的、美学的な文脈にアプローチし、過去を読み解き、今を捉え直し、未来について思索している。

「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ(Die Young, Stay Pretty)」展示風景 2023年
Photo by Osamu Sakamoto.