国立新美術館
展覧会
展覧会
「荒川ナッシュ医 ペインティングス・アー・ポップスターズ」「田名網敬一 記憶の冒険」
「荒川ナッシュ医 ペインティングス・アー・ポップスターズ」は、世界各地の国際展や美術館でパフォーマンス・アートを発表する米国在住のアーティストの個展。今回、荒川ナッシュは会場内に多様な画家20数名による絵画を「登場」させ、それらを存在感のあるポップスターと見なし、各絵画のアティテュード(姿勢)から発案された協働パフォーマンスを行う。絵画の作者はアンリ・マティスら20世紀の巨匠から、八重樫ゆいなど現在活躍中の作家におよぶ。さらに作家による「短くも親密な」展覧会ツアーも予定している。
「田名網敬一 記憶の冒険」は、近年再評価が進む田名網敬一の、初の大規模回顧展となる。大学在学中にデザイナーとして活動を始め、1975年には日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど、雑誌や広告を主な舞台に日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引。1960年代以降は絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなどの制作を展開している。美術史の文脈において重要な爪痕を残してきた彼の60年を超える創作に、最新作を含む膨大な作品数で迫る。
会場
会場
国立新美術館
- D10
- 六本木
2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館。以来、国内最大級の展示スペースを活かした多彩な展覧会の開催や、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、様々な教育普及プログラムの実施を通して、人々が多様な芸術表現を体験し、学び、互いの価値観を認め合うことのできるアートセンターとして活動している。「森の中の美術館」をコンセプトに黒川紀章らによって設計された建物は、波のようにうねるガラスカーテンウォールが美しい曲線を描き、円錐形の正面入口と共に個性的な外観をつくり出している。吹き抜けの1階ロビーからは四季折々の眺めを楽しむことができ、レストランやカフェ、ミュージアムショップなどの付属施設も充実。