ペロタン東京
展覧会
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ダニエル・オーチャード
ダニエル・オーチャードは1985年、米国ミシガン生まれ。ピカソやマティスなど近代の巨匠たちの様式や題材に倣いながら、初期キュビズムの多視点的なスタイルや、ソリッドな輪郭と飽和色を用いて、より抽象的な女性のヌードを描く。画家は平面ごとの描画や、厚塗りで形づくる抽象的なパーツの一つひとつに向き合い、女性の身体表現を探求。裸婦の概念は「ミューズ」として美術史に刻まれ、研究対象としても確立されているが、オーチャードは自身が女性アーティストとして鍛錬し、ポーズをとり、写生画の授業で教鞭をとった経験も吹き込み、作品にさらなる深みを与えている。美術史上の「お決まり」から現代の余暇まで、どこかで見たような情景やモチーフを用いることで、鑑賞者が題材を推測する過程を排し、その表現方法へと意識を導いていく。感情を抑えて描かれた女性たちのボディランゲージは背景と呼応しつつ、女性たちの内面への共感と熟考を促す。
会場
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ペロタン東京
- E2
- E4
- 六本木
1990年、フランス人ギャラリストのエマニュエル・ペロタンがパリで開廊。2012年の香港を皮切りに、ニューヨーク(2013年)、ソウル(2016年)、東京(2017年)、上海(2018年)、ドバイ(2022年)、そしてソウルに2つ目のギャラリーをオープンし、23年にはロサンゼルスのギャラリースペースをオープンした。