タリオンギャラリー
展覧会
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青空テンカウント
飯川雄大と大岩雄典による二人展。全体像のつかめない巨大な猫の彫刻など、コミュニケーションや伝達の不完全さや曖昧さ、感覚の共有不可能性をテーマに制作を行う飯川。演劇、文学、ゲームなどを参照しつつ、時空間とその経験をめぐる考察を、作品や文筆活動によって提示する大岩。 両者は作風こそ異なるが、それぞれ作品が置かれる「場所」の物理的・政治的・経済的性質に関心を向けることで、独自の形式のインスタレーションを制作・発表してきた。本展では、時空間における公共性と私性、特に政治的行為が実効力をもつための基礎でもある「場所の占有」をめぐって、その特異点としての決闘場・スポーツ興行・劇場に目を向け、両作家が新作を展開する。
会場
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タリオンギャラリー
- A4
- 目白
2011年に谷中にて開廊し、14年に目白へ移転。美術の歴史的展開に対する批評性や、同時代の文化的動向との境界性、社会的変化との交接性を重視する一貫したディレクションに基づく展覧会を手掛ける。世代を超えて問題意識を共有するアーティストの長期的なマネジメントを行い、国内外のアートシーンへと発信している。タリオン(TALION)という言葉には、美術を取り巻く様々な人々、制度や行為、言葉や金銭が、閉塞した状況を乗り越えて、新たなつながりを紡いでいくための原理を見いだしたいという思いが込められている。 取り扱い作家は小泉圭理、友政麻理子、石川卓磨、宮下さゆり、二艘木洋行、山下拓也、飯田Jennifer桃子、髙柳恵里。