タクロウソメヤコンテンポラリーアート
展覧会
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大山エンリコイサム「Abstractions / Extractions」
ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」(QTS)を起点に表現を展開する、大山エンリコイサムの個展。QTSは、エアロゾル・ライティングにおいてスタイル化された文字が構成する「名前」(かき手のアルターエゴを表すもの)から、流れる線のみを抽出・反復することで生まれた。その過程でダイナミズムを最大化することで、抽象的なモチーフに再構成される。切り返し、旋回し、連結する線からなる切子状の表面は3次元の深度を生み、異なるスケールや素材によって変化する。同時に、個々の作品は一回性の痕跡として成立している。タクロウソメヤコンテンポラリーアートでは約2年ぶりの個展となる本展は、QTSを配した大型ペインティングなどを展示予定。大山は1983年東京生まれ。現在はニューヨークと東京を拠点とする。
会場
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タクロウソメヤコンテンポラリーアート
- C10
- 天王洲
2006年の設立以来、さまざまなジャンルで活躍するアーティストの紹介・サポートを行う。2018年からは天王洲のTERRADA Art Complexに移転。 近年は現代美術のみならず、20世紀の美術と現在を生きる人々とのつながりを探求・構築するプログラムを展開している。主な取り扱い作家は、岡﨑乾二郎、大山エンリコイサム、ラファエル・ローゼンダール、細倉真弓、黒川良一、村山悟郎、伊勢周平、山下麻衣+小林直人、岩井優、鈴木基真、矢津吉隆、坂本紬野⼦。