上田舞による茶会パフォーマンス
《TO SEE THE WIND》
東京都とベルリン市の友好都市提携30周年を祝したプログラム「Berlin–Tokyo Express」の一環として、「AWT BAR」で特別な茶会が開催されます。
《TO SEE THE WIND》と題されたこのパフォーマンスを披露するのは、「生を芸術に、芸術を生に」をテーマにインターネットやパフォーマンス、詩、インスタレーションなど多様な表現で活動しているアーティストの上田舞。参加者がまるで露地(茶室に入る前の庭)を歩いて日常を離れるかのような体験を提供します。使われる茶碗は、上田のアーティスト仲間であり、彼女と頻繁にコラボレーションをしているリクリット・ティラヴァーニャが制作したものです。
上田舞コメント
私が点てるお茶は、参加者の皆様に、この場所に至るまでの過程が露地を歩むかのようであったと感じていただくことを意図しています。露地とは、日常を離れ、茶室という特別な時空間へと誘う茶庭のこと。一服一服が、座禅を組み、鐘の音を聞くような体験となります。参加者一人ひとりが、この時を過ごす前とは少し異なる体験を胸に茶室を後にされるでしょう。
参加費
無料
会場
AWT BAR(emergence aoyama complex)
港区南青山5-4-30 (バス停:D1、D9、E3)
日時
11月8日
①12:00-13:00 ②13:00-14:00
11月9日
③11:00-12:00 ④12:00-13:00
定員
各回6名
申込方法
ご希望の時間帯をお申し込みください。
申込締切
11月5日(火)23:59
上田舞プロフィール
日常生活に潜む瞬間や物事をアートとして見立てる“とんち”を通してオーディエンス自らが気づきを持てるよう助長したい。2000年よりニューヨークを拠点に現代アートの世界でパフォーマンス、詞、デザインを通して表現し活動する。世界を旅し、順応性を創造性とし追求する。茶の湯と出会い、2014年にチャーティスト集団、ワールドティーギャザリングを発足させる。世界中の美術館やアートイベントでの展示や発表のほか ”ドメインポエム” “drawings from my previous life” “visionair sound” “neen” などの本やレコードなどを出版している。